村上春樹、新刊『街とその不確かな壁』を語る…40年前の作品に「決着をつけたかった」

作家の村上春樹さん(74)が13日、6年ぶりの長編小説『街とその不確かな壁』を新潮社から出版した。1980年に執筆した自身の中編小説を新たな構想で書き直した作品だ。カジュアルなジャケット姿で、インタビューを受けた作家は、「年を取ってくると、あといくつ長編が書けるかと思う。決着をつけたかった」と軽やかに語った。(文化部 待田晋哉) 『風の歌を聴け』(講談社文庫) ■1980年の中編を書き改める

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