彼はぜんぜん幸せじゃなかったと思う…スター団員の元妻が語る「サーカスで生まれ育った人」の人生

夢の世界である「サーカス」の舞台裏とはどんなものか。ノンフィクション作家の稲泉連さんは、幼いころの1年間、母とともにキグレサーカスで暮らした経験がある。最新刊『サーカスの子』(講談社)では、当時、一緒に暮らした芸人たちをたずねて、記憶と現実を突き合わせている。本書の第1章「終わらない祭りの中で」より、サーカス生まれのスター団員・駒一さんと結婚した美一さんの物語を紹介しよう――。 写真=iSt

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