黒光りする「五重塔」、素材はあの特産 高価な玉1万個以上使った模型 亡き父思い出の逸品を小野市に寄贈

そろばん玉で作られた「国宝法隆寺五重塔」の模型を、大阪府の浦田晶子さん(61)が、兵庫県小野市王子町の市伝統産業会館に寄贈した。浦田さんの父で、兵庫県珠算連盟会長だった故藤本和彦さんが保管していた逸品で、高価な黒檀(こくたん)で作られた玉を1万個以上使用。同市の担当者は「職人の技術力が分かる模型。播州そろばんの普及活動につなげていきたい」と感謝する。同会館展示室で公開している。(杉山雅崇) そ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE