[映画評]「自分革命映画闘争」…石井岳龍教授による尋常ならざる番外映画創作授業

映画は闇の中に照らし出される光。その光が純粋かつパワフルであれば、映画館を出た後も人の心にすみついて世界を照らし出す。では、どうすればそんな映画がつくれるのか。「狂い咲きサンダーロード」(1980年)などで知られる石井岳龍監督による「自分革命映画闘争」は、映画創作の光源に手を伸ばす者たちの冒険を描く。石井監督自ら演じる、映画を教える大学教授の乱心から始まる型破りな活劇だ。(編集委員 恩田泰子)

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