“少し変わった植物学者”は透明人間。奇妙な植物に翻弄される人間たちのドラマを描いたコミック

「植物だけでなく音楽や映画、民俗学など、自分の興味をひとつ残らず入れたお話を作りたかったんです」著者の穂坂きなみさんが話すように、『グリーンフィンガーズの箱庭』はひとことでジャンルを説明しにくいのだが、それもあってか独特の余韻を残してくれる。 文学部に通う大学生の旭は、大学の裏山にある大きな屋敷に住む“少し変わった植物学者”の手伝いをするアルバイトを紹介される。迷うはずのない山中でなぜか迷子にな

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