市場の寺坂暢之さんによるわら細工の宝船 2023/1/23 「今年1年元気に過ごしてほしいという願いを込めて作り続けたい」ー。市場の寺坂暢之さん(84)は、熟練を要するわら細工の宝船を毎年作り、地元の公民館や子ども園などに贈っている。 自ら栽培し、夏に青刈りした水稲を使用。三つ編みした5本のわらで反り上げた船底をこしらえ、その上に自作の帆、5俵の米俵、ツル、そばにカメをあしらう。扇や紫色の稲穂といった縁起物で飾り付け、1艘に5日半を要する。 約20年前に展