「育児のしんどさ」二人称の文体で表現 芥川賞の井戸川射子さん「執筆が自浄作用」 都内で受賞会見

第168回芥川賞に、兵庫県出身・在住の井戸川射子さん(35)が選ばれた。国語教師として高校の教壇に立つ傍ら、執筆活動を続けてきた。受賞作「この世の喜びよ」は二人称の文体で、人の記憶と日常が交差するさまを描く。19日夜に東京都内で開かれた受賞会見では「しみじみうれしい。これからも頑張りたい」と喜びをかみしめた。 芥川賞に決まった井戸川射子さん=19日午後、東京都内  受賞作の主人公は、ショッピ

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