「生きる素晴らしさ伝えたい」 亡き娘思い、語り続ける―遺族代表の上野さん・阪神大震災

涙ながらに「追悼のことば」を読み上げる遺族代表の上野政志さん=17日午前、神戸市中央区の東遊園地 神戸市主催の阪神大震災追悼式典で、遺族代表として「追悼のことば」を述べた児童養護施設指導員の上野政志さん(75)=兵庫県佐用町=は、長女の志乃さん=当時(20)=を亡くした。震災後、大学などで講演を続けてきた上野さんは「今を大事にしてほしい。娘の死を通して、生きることの素晴らしさを伝えたい」と訴える。

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