58歳で天国に旅立った直木賞作家・山本文緒さんが最後まで担当編集者に伝えたこと

『恋愛中毒』で吉川英二文学新人賞、2001年には『プラナリア』で直木賞を受賞、多くの作品が愛されている作家の山本文緒さんが、58歳で天国に旅立ったのは、2021年10月13日のことだった。 膵臓がんだった。 そして約1年後の2022年10月19日、その闘病の記録とも言える『無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記』が刊行された。本文の冒頭には、このように書かれている。 「2021年4月、私は突

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