報知の転換期を知る生存者は、いま何を思うか…創刊150周年 報知あの時(10)

インターネット全盛のいま。新聞社の歴史を考えることにどれほどの意味があるのか。主に芸能を取材する記者は歌舞伎役者が100年、200年前の先祖の話を普通にしている姿に驚かされた。同時に自分を顧みたとき、過ごしてきた職場の歩みを知らないことに、今さらながら気づいた。  今年150周年を迎えた。それは戦後占領期に廃刊の危機に陥りながらも、先輩たちが信念にも近い志を持って歴史を紡いできたからだった。しかし

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