旅を終わらせるために仲間と寄り添う 「絶望ツアー」がテーマのマンガ CREA 2017年2月号

理性的だけど熱血なヨル。少し臆病だけどお人好しなネル。親友であるふたりは、あるとき身長わずか11センチのこびとになってしまい、生体科学研究所にモルモットとして強制収容された。かつては普通の小学生だった彼らは研究所から脱走し、無人の家に忍び込んだり野宿をしたりしながら逃亡を続けることに。あてどない旅は、身体が縮んでしまったからこその喜びと驚きと困難に満ちている。猫の背中にしがみついて移動しながら〈ネ

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