鍛冶屋の正月「鞴まつり」厳かに 業界発展願い古式鍛錬 兵庫・三木

兵庫県三木市の伝統行事「鞴(ふいご)まつり」が4日、三木市上の丸町の金物神社で開かれた。三木工業協同組合の鋸(のこぎり)部会の職人が風を送る「ふいご」で火をおこし、鋼を鍛錬する火入れ式を厳かに披露。「鍛冶屋の正月」とも呼ばれ、9月に県の登録無形民俗文化財に選ばれた。参加者は金物業界の発展を祈り、受け継がれてきた技術の伝承を誓った。(長沢伸一) 火入れ式で披露された古式鍛錬=金物神社  鞴まつ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE