「珍しい運命を辿ってはいるけれど、決して突飛ではない」エリート養成機関の教官が幼少期に経験した“身体的・精神的苦難”

『烏の緑羽』(阿部智里 著)文藝春秋 「ずっと書きたかったエピソードでした」  累計180万部と大ヒット中の異世界ファンタジー「八咫烏(やたがらす)シリーズ」。今回、待望の新刊『烏の緑羽(みどりば)』が刊行された。本作は第2部の3作目にあたり、物語はいよいよ佳境に。シリーズの全貌も明らかになってきている。著者の阿部智里さんは、人と烏、二つの姿をとることができる八咫烏たち、そして彼らが住む世界・山

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