大泉洋が小説に“初主演”!? 完全あて書き『騙し絵の牙』の新しさとは──「作家と90分」塩田武士(前篇)

『罪の声』の塩田武士待望の新刊。普段活字を読まない人も夢中になる仕掛けが…… ――最新作『騙し絵の牙』(2017年KADOKAWA刊)は出版業界が舞台。大手出版社のカルチャー誌『トリニティ』の編集長、速水輝也が雑誌の存続をかけて奔走する姿が描かれます。昨今の出版界の現実問題がたっぷり盛り込まれていますが、構想開始は2013年だったそうですね。 塩田 2013年に『崩壊』(のち光文社文庫)という本を

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