米映画の歴史に流れるトランプと支持者たちが体現するもの

 白い三角の帽子をかぶったKKKの男が表紙になっている。おおかたの予想をくつがえしてトランプが大統領になったいま、気鋭の評論家、町山智浩は著者『最も危険なアメリカ映画』で、トランプとその支持層が体現している人種差別、人権無視、好戦的愛国主義が、実はアメリカの歴史の流れのなかに確実に存在しているとし、それをアメリカ映画のなかで見てゆく。  例えば、草創期のD・W・グリフィス監督の「國民の創生」(一九

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE