「四年ぶりに浅草に帰ってきました」~中村勘九郎たちの『平成中村座十月大歌舞伎』一番太鼓で2か月連続公演開幕!
天保13(1842)年、現在の浅草寺北側に江戸三座が集められ、その地は、猿若町と名付けられた。江戸歌舞伎の創成期の俳優で、猿若座(中村座)の創始者、猿若勘三郎にちなんだ名前だ。それから180年。同じく浅草の地に、2022年10月5日(水)、仮設劇場の平成中村座が建てられ、二ヶ月連続公演が初日を迎えた。開幕に先駆け、平成中村座の櫓の下で、中村勘九郎と田中傳左衛門が「一番太鼓」を行った。 「一番太鼓