若田部遥のいじらしい「強がり」 記者が見た5年

記者と若田部遥との初対面は、2012年の年末。毎年元日に発行する特別紙面のための取材だった。「元タカ番の先輩記者が幼い頃の彼女に会ったことがある」という話をしたところ「私、そういう人いっぱいいるんですよ」と屈託ない答えが返ってきた。表現はストレートだが、悪意はみじんも感じない。第一印象は「裏表のない、まじめな女の子」だった。 何度か取材を重ねるうち、涙もろく、弱いところを見せるのが苦手だと知った。

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