三浦瑠璃さんが選んだ「現実社会につかれたら読みたい小説10冊」

逆説のファンタジー 国際政治学者の三浦瑠璃さんが〈逃亡の幻想に浸る本〉というテーマで10冊を選びました。 子供の頃、図書館にこもって読んでいたのが『ナルニア国物語』です。学校での嫌なことを全部忘れて、まさに逃亡して。ルーシィという女の子が古い屋敷のワードローブに入ると、魔法の国へつながっていた、という冒頭から引き込まれます。この物語は「母親の不在」がモチーフの一つになっていて、母親に対する恋しさを

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