【「LAMB ラム」評論】今年一番奇妙な映画だった。アイスランド映画界が生み出した超問題作
タル・ベーラが製作総指揮に名を連ね、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で受賞、A24が北米での配給権を獲得した超自然スリラー。昨年10月に全米公開され初登場7位にランクイン、アイスランド映画史上最高のオープニングを記録した話題作。
アイスランドの人里離れた土地で羊牧場を営むイングヴァル(ヒルミル・スナイル・グズナソン)とマリア(ノオミ・ラパス)。ある日、夫婦が飼っている羊の一頭が、人間とのハイブリ