冬景色を写す「柚子寄せ植え」。花屋『みたて』の「折々に見立てる、京の暮らし」 Vol.54

四季折々に迎える歳時記を、京都の花屋『みたて』が植物を通して表現。一つの作品を通して、京都ならではの生活が見えてきます。   冬景色を写す「柚子寄せ植え」。  嵐山から愛宕山へと分け入った山里に、ひっそりと佇む水尾の地。清和天皇がこよなく愛し、葬られていることでも知られる水尾は、柚子の里としても名高い。遡ること鎌倉時代、花園天皇が中国から伝わった柚子を植え、日本での栽培が始まったとされる。山

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