「弟の面影が忘れられない」届かなかった到着の知らせ 対馬丸撃沈から78年

対馬丸で犠牲になった弟の儀間眞雄さんの名が刻まれた小桜の塔を見つめる秀子さん(手前)と家族=21日、那覇市  疎開船「対馬丸」が米潜水艦に撃沈されてから22日で78年。那覇市若狭の慰霊碑「小桜の塔」では前日の21日、強い日差しの中を遺族らが訪れた。「弟の面影が忘れられない」「戦争さえなければ」。犠牲者の冥福と平和を祈って手を合わせた。  那覇市の儀間秀子さん(92)は、末弟の眞雄さん=当時(11

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