生田在住前浜さん 沖縄の伝統、次代へ 三線工房 立ち上げ16年〈川崎市多摩区〉

沖縄本土復帰から50年。沖縄の伝統的な弦楽器「三線(さんしん)」を作る人が多摩区にいる。生田2丁目で前之浜三線工房を営む前浜政次さん(71)だ。「心を癒す音色を絶やさないよう、次代につなぎたい」と力を込める。前浜さんは沖縄県・与那国島出身。ラジオから日常的に三線の音が流れ、幼い頃から自然と耳になじんでいた。石垣島の高校に進学し、親戚の家に下宿。家宝として置いてあった三線を自己流でよく弾いていた。卒

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