「料金はもう十分いただいたので」…走行中に料金メーターを切ったタクシー運転手の真意

涙を超えて 新しい一クール目の投薬が十月十五日に滞りなく終わり、一時帰宅のタイミングを待つばかりとなったが、白血球の値がいつになく低く、許可が下りなかった。 新しい治療は確かに入院期間が長く感じられた。前回までと比較すると体調もかなり良かったので、和枝は、頭では分かっていても、帰宅許可が下りないことへの苛立ちを隠しきれなかった。家で待つ遥も「弁当おいしくない」「ラーメンも食べられたもんじゃない」と

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