「夢も、したいこともいっぱいあったはず」 西宮の隣家が全壊、我が子のように愛した「かつじ」をしのぶ夫婦

「かつじ、かつじ」。実の子どものように愛したおいの名を、繰り返し呼んだ。阪神・淡路大震災の追悼行事が行われた兵庫県西宮市奥畑の西宮震災記念碑公園。同県西宮市松生町の前田政見さん(75)と妻の敬子さんは、自宅隣の一軒家に下宿していたおいの前田勝次さん=当時(21)=をしのんだ。 おいの前田勝次さんに祈りをささげた前田政見さんと敬子さん夫妻=西宮市、西宮震災記念碑公園  勝次さんは当時、大阪工業

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