菩薩に扮した子供たちの行列で中将姫を供養 和歌山・有田市の得生寺で

和歌山県有田市糸我町中番の得生寺(伊藤光碩住職)に古くから伝わる「中将姫大会式」が14日、同寺の境内で営まれた。黄金の菩薩の面を被った子供たちが朱塗りの回廊を練り歩き、大勢の保護者らが子供たちの晴れ姿を見守った。  中将姫は奈良時代の右大臣、藤原豊成の娘。継母に命を狙われて刺客を差し向けられたが、姫の信心深さに心を打たれた刺客が仏門に入り、同寺を創建したという逸話を持つ。その後出家した姫は若くして

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