映画『C.R.A.Z.Y.』同性愛嫌悪の問題を描く「一生に一本の映画」を作り上げた監督が遺した優しさとは
7月29日より映画『C.R.A.Z.Y.』が公開されている。
本作を手がけたジャン=マルク・ヴァレ監督は『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013)や『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』(2015)など、優れたドラマ作品を世に送り出し続けていたが、2021年12月に母国カナダで亡くなった。
その監督作の中でも『C.R.A.Z.Y.』の評価は高い。2005年制作の映画ながら、現在に至るまで米映画