四日市公害の教訓、後世に 娘の悲劇、語り継ぐ母―24日、判決50年・三重

昔のアルバムを手にする谷田輝子さん=8日、三重県菰野町 三重県四日市市の石油化学コンビナートから排出された亜硫酸ガスが四日市ぜんそくを引き起こしたと認定し、原因企業に対し患者側への賠償を命じた判決から24日で50年となる。「二度と同じことを起こしてはならない」。娘の尚子さん=当時(9)=を亡くした谷田輝子さん(87)は「語り部」として、公害の教訓を次世代に語り続けている。 「夜になるとせきが出て、

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