戸惑いを覚悟する50代男を描いた重松清『旧友再会』など新刊4冊 2022/7/15 さびれゆく地元、親の介護や実家の処分。50代の男達が静かに見つめる“昭和祭りの終焉” 暑すぎる今年の夏は、冷房が効いた部屋の中で読書でもしながら過ごしてみては? 夏に読みたい新刊4冊を紹介します。 【写真】桐島洋子、かれん、ノエル、ローランドの家族ショット 『旧友再会』 重松清/講談社文庫/858円 零細タクシー会社を経営する53才の青田が乗務中に、敬遠していたイケイケの元同級生と再会する表題作