戦前に途絶の「京藍」復活にかけた父急逝、ウェブデザイナーの娘が後継ぐ

急逝した父から京保藍を引き継いだ吉川佳代子さん。ハウス内では力強く藍が芽吹いていた(亀岡市保津町)  春の日差しに温められたビニールハウス内で、直径5ミリ程度の小さな若葉が一斉に芽吹く。京都での栽培が大正時代以降途絶えていた「京藍」の品種、白花小上粉(しろばなこじょうこ)だ。昨年急逝した藍染め作家で京都ほづ藍工房社長だった吉川慶一さんが京都府亀岡市で復活させ、今年で8年目を迎えた。亡き父の後を継

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