映画『アリスのままで』私が私でなくなっていく

自分が自分でなくなっていく感覚が、じわじわと押し寄せてくる。そんな恐怖に晒されたひとりの女性が主人公の映画『アリスのままで』。言語学者で子育てもひと段落したアリスが、人生これからという時に「若年性アルツハイマー」と診断されます。今まで普通にできていたことが、少しずつできなくなっていく。明瞭だった世界が、次第にボヤけていく。言葉が抜け落ちて。トイレの場所もわからなくなって。絶望の淵に立たされたアリス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE