梅雨の晴れ間、映画の船上ロケに同行し

梅雨の晴れ間、映画の船上ロケに同行し、佐賀県小城市の有明海河口から六角川をさかのぼった。船は巨大な河口堰(ぜき)をくぐり、上げ潮に乗って牛津川に入る。複雑に蛇行する川の両岸はアシが生い茂り、野鳥が飛び交う。今も残る豊かな自然を実感した。沿岸の牛津はかつて、干満の差を利用した水運が盛んで、江戸時代は「西の浪速」と呼ばれるほど栄えた。映画は、牛津が生んだ商人田中丸善蔵と石工平川与四右衛門が主人公。2人

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