【書評】『「それから」の大阪』いきいきした生活者の声で伝える平熱の大阪

『「それから」の大阪』著・スズキナオ 【書評】『「それから」の大阪』/スズキナオ・著/集英社新書/924円 【書評】与那原恵(ノンフィクションライター)  タイトルの「それから」とは、コロナ後のこと。大阪を歩き、市井の人々と語らった著者は、東京生まれだが、二〇一四年に妻の実家がある大阪に転居。いわゆるストレンジャーゆえに、定型として語られる「コテコテの大阪」ではなく、著者自身が日々ふれている「平熱

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