吉本興業、芸人とともに笑いを咲かせて110年

明治45(1912)年4月1日。一組の夫婦が現在の天満天神繁昌亭(大阪市北区)付近にあった寄席小屋「第二文芸館」の経営に乗り出した。夫婦の名前は吉本泰三(吉次郎、吉兵衛)とせい。これが今年110周年を迎える吉本興業の興りになる。劇場を拠点に日本のお笑い界を牽引(けんいん)し、映画制作のほか、今月にはBSデジタル放送局をスタートさせた吉本興業。経営の多角化を進め、総合エンタメ企業に成長したが、その1

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