【もう君はいない】「気が付いた時には手遅れだった…」大好きだった妻に言えなかったこと~その1~
取材・文/沢木文
結婚25年の銀婚式を迎えるころに、夫にとって妻は“自分の分身”になっている。本連載では、『不倫女子のリアル』(小学館新書)などの著書がある沢木文が、妻と突然の別れを経験した男性にインタビューし、彼らの悲しみの本質をひも解いていく。
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野球一筋で、気の利いた会話ひとつできない男の恋愛
お話を伺ったのは、一史さん(仮名・65歳・会社経営)。
2歳年上の妻が子宮がんで66歳