著者営業で帰郷、「ああ、盛岡でよかった」編 その1|勝手に!裏ゲーテ 街場の旨いメシとBar
〔使用機材:FujifilmX100V〕
例の疫病の蔓延以来、私の生活スタイルが一変した話は当欄でなんども書いてきた。
〈仕事場に引きこもって仕事してんだから、大差ねえだろ〉的な声が聞こえてきそうだが、違うのだ。
作家という生業は、小説を綴っておしまいではない。書籍を刊行すると、我が子たる作品は出版社の営業さんから書籍専門の問屋さんである取次さんへ搬入され、今度はこちらから全国の書店さんへと運