平成ノブシコブシ徳井が語る芸人考察「単純にネタだけで売れるほど甘くない世界、結局は人間性」
ネットでの連載が好評を博したことで、『敗北からの芸人論』(新潮社)を上梓した平成ノブシコブシ徳井健太。その愛ある芸人考察は、2020年に吉本芸人への愛を一冊にした東野幸治からも後継者としてお墨付きだ。千鳥、かまいたちなどの売れっ子芸人から、衝撃を受けた渡辺直美の存在、人気急上昇中のオズワルドなど、徳井が劇場や共演で観て来た、才能ある芸人が絶望から這い上がる姿を、その熱い文章とは裏腹に淡々と語った。