浅田次郎さんが思い描く「古里」とは 5年ぶりに現代小説を発刊

新刊について語る作家の浅田次郎さん=東京都新宿区で2021年12月21日、宮間俊樹撮影  古里を持たない現代の都会人にとって、地方での暮らしに羨望(せんぼう)のまなざしを向ける人は少なくない。浅田次郎さんの新刊『母の待つ里』(新潮社)は、そんな人々の胸に染みる物語だ。登場人物と同じように帰る古里を持たないという浅田さんに、古里を持つ意味、幸福とは何かなど、5年ぶりの現代小説に込めた思いを聞いた。

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