尾上菊之助、国立劇場「義経千本桜」で夢の大役3役を好演中…役者人生の大きな節目に

◆国立劇場「通し狂言 義経千本桜」(26日まで)  劇場建て替えが決まり1年かけてのさよなら公演。トップバッターが国立劇場と縁の深い音羽屋の尾上菊之助(45)で平知盛、いがみの権太、源九郎狐と大役3役(3プログラム)を完演中だ。コロナ禍初期に公演中止に追い込まれ、無観客での上演映像を見た約2年半前。古典を軸に攻め続ける者と、そうでない者とで若い役者の成長に、はっきり差が表れ始めたことを感じる舞台だ

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