「僕を縛るのも、解放するのも母だった」大企業の創業者一族に生まれ、慶応中等部に通う少年が恋に落ちた“相手”

『僕は失くした恋しか歌えない』(小佐野彈 著)新潮社 「夕ばえの雲のごとくに燃えながら恋に恋せよ! 十五のわれよ」 【写真】この記事の写真を見る(2枚)  オープンリーゲイで、現代歌人協会賞受賞歴のある歌人・作家の小佐野彈さん。新刊は、自身の経験を元にした自伝的小説だ。冒頭の一首を始め、小説と短歌が交差しながらストーリーが進んでいく。「小佐野さんの『伊勢物語』を」という依頼を受け、書き始めた。

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