角川春樹が語る『犬神家の一族』の型破りな宣伝戦略「すべては本を売るためだった」

’70年代初め、日本に文庫文化を定着させると、SFやホラーなどの小説ジャンルを開拓する。その後、洋画に圧されて邦画が衰退する逆境をものともせず、原作小説を売るために『犬神家の一族』(’76年・横溝正史原作)で映画界に参入すると、大ヒットを連発。つかこうへいや崔洋一、森田芳光などの新たな才能を発掘し、薬師丸ひろ子、原田知世らの女優を育て上げる。 さらに、コロナ禍の現在を予見したかのような『復活の日』

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