じいちゃんの命、無駄にしない 祖父亡くした小学校教諭、自分にできる防災学習を続ける決意

じいちゃんの面影も、震災の光景もおぼろげだ。ただ、深い愛情の記憶は消えることがない。神戸市灘区に住む小学校教諭、大前敏郎さん(33)は、祖父の堯敏さん=当時(67)=を失った。敏郎さんは神戸・三宮の東遊園地にある祖父の銘板の前で「元気に頑張っとうで。ひ孫の顔見せたかったわ」と語り掛けた。 亡くなった祖父の慰霊のため東遊園地を訪れた大前敏郎さん(左)。竹灯ろうに明かりをともしながら長男に祖父のこ

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