加速する情報化が記憶をどんどん「大過去」に押しやってしまう!記憶の意味と価値を鮮烈に訴える『ヨコハマ買い出し紀行』再評価

日本在住ドイツ人、マライ・メントラインは、大好きなマンガ『ヨコハマ買い出し紀行』の忘れ去られ感が気になった。なぜだ? 生活がインターネットとなじんで情報流入量が増えつづけた結果、社会的記憶の「過去化」が加速しているのではないか。そして、記憶活動の果てにある「死」のイメージを皮肉にも具現化する作品として『ヨコハマ買い出し紀行』を、さらに『少女終末旅行』『終末ツーリング』を再評価する。 【関連】困って

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