戦後を生き抜いた80代の元女優と、20代の大学院生の出会い…吉田修一が描く優しさの物語 『ミス・サンシャイン』

『ミス・サンシャイン』(吉田修一/文藝春秋)  人と人の魂が触れ合う瞬間。それは時間軸を超えて、永遠に心に宿り続けるものだ。80代の元女優と、20代の大学院生の交流を描く『ミス・サンシャイン』(文藝春秋)。芥川賞作家・吉田修一氏によるまったく新しい優しさの物語で描かれているのはまさにそんな時間だ。  吉田修一氏といえば、純文学からエンターテインメント小説まであらゆるジャンルの作品を描く小説家として

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