「子供が成長するというのはどんどん可能性を失っていくことです」『千と千尋の神隠し』千尋の“足元”から浮かび上がる“ナゾ”
『千と千尋の神隠し』で一番要となるシーンは、ラスト間際、主人公・千尋が、湯屋“油屋”のある世界からトンネルを通って帰っていく場面だ。このシーンの見せ方が、『千と千尋』という作品の持つ意味合いを決定づけているといってもいい。
【なつかし動画】初公開時の『千と千尋の神隠し』“特報”
『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督)は2001年公開。興行収入316億8,000万円(当時の日本歴代興行収入第1位)を記録