「心の綺麗な人ばかりが皇室に接近して縁組が成り立つイメージは、絵空事の気がする」 なぜ皇室には“野心家”たちが近付くのか

「昭和天皇は質実を叩き込まれ、華やかな方を望むのは“享楽的贅沢”と考えられていたふしがある」 磯田道史が“皇族や華族の頭の中に踏み込んで描ききった”と評した物語とは から続く  新刊『李王家の縁談』で日本の皇族と朝鮮の王太子との縁談を描いた林真理子さん。主人公は、長女・方子(まさこ)を朝鮮王家に嫁がせるなど、家柄を重んじた縁談を次々に進め、国に尽くした、梨本宮伊都子(いつこ)だ。彼女の日記を紐解き

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