「取材してる」じゃなく「取材させて頂いている」、自身への戒めに

「人のふんどしで相撲を取って成立する仕事なんだよ、うちらの仕事は。スポーツ紙記者は底辺」「『取材してる』じゃなくて『取材させて頂いている』だから。その気持ち、忘れちゃダメだよ」意気揚々と入社し、数か月して先輩記者に言われた言葉。「底辺」という強烈なフレーズ。20年あまりが過ぎた今でも、脳裏から離れない。  時代は令和。ひとり1台携帯電話を持ち、1家に1台パソコンがあるような時代。誰でも、好きな時に

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