「学費はもう払えない」ロンドン留学中に母から電話が…映画監督・安藤桃子の“映画みたいな人生”
映画監督であり、文筆家。そして高知県のミニシアター「キネマM」の代表も務める。いくつもの顔を持つ安藤桃子さんが、日経新聞の連載エッセイに大幅に加筆して完成したのが本書『ぜんぶ 愛。』だ。読後、あまりに波乱に満ちた出来事の連続に、一人の人生のこととは思えなかった。
「まだまだいろいろありますよ!(笑)。でも、私の人生の節目節目がよく分かるようなエッセイ集になったかもしれません。連載中は、新聞だし、そ