“大腸がんの花嫁”が、娘に遺した「愛」の記録

ママがもうこの世界にいなくても(小学館) 遠藤和(のどか)さんがステージ4の大腸がんを宣告されたのは、2018年、21歳のときだった。和さんの夢は、わが子を産み、母として愛情を注いで育てることだった。22歳で結婚式を挙げ、23歳で長女を出産。「私は大丈夫」だと信じ、普通の暮らし、普通の幸せを決してあきらめなかった。  2021年9月、24歳の若さで和さんは亡くなった。亡くなる10日前まで書き続け

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