16世紀、リスボンからウィーンまで歩いて旅をしたインド象がいた——『象の旅』

『象の旅』(ジョゼ・サラマーゴ・著、木下眞穂・訳/書肆侃侃房・刊)は、ノーベル賞作家のサラマーゴが最晩年に書き上げた史実に基づいた物語だ。ジョゼ・サラマーゴはポルトガルの小さな村アジニャガの貧しい農家に生まれ、学校に通ったのは小学4年までだという。さまざまな職業を経て、60歳で作家になり、80歳になった1998年ポルトガル圏の作家として初のノーベル文学賞を受賞した。   本書を書くきっかけになった

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