小林エリカの文房具トラベラー vol.18「ノートブック」

ノートブックというからにはこれは本の一種に違いない。 しかし、告白すると私は、本は文句なしに好きだが、ノートブックという存在の重さには時折耐えられなくなる。だってそれは本のようにただ捲って読めばいいってものではなく、書き入れるもの。にもかかわらず、本のごとく糸かホチキスで綴じられているものだから、一枚破くとばらばらと反対側の紙まで破れてしまうし、自由がきくスケッチブックとは異なる緊張感満載である。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

CLOSE
CLOSE